シマリスってヒマワリの種をあげてればいいという訳ではありません。人間同様に、食の偏りで健康損ねたりしやすい動物です。与えるエサの栄養価や頻度などに気を付けてください。
目次
シマリスのおすすめエサ
ベースエサ
シマリスを飼育する上で、最も基本となるエサです。これは、人間でいうところの主食にあたります。毎日食べるものですので、健康的で衛生的なものを与えてあげてください。
主食となるエサは、 とうもろこし、小麦、麻の実、ヒエ、アワ、カナリアシード、などの雑穀類で低脂肪の物になります。これは、鳥などのエサになっていることが多く、鳩用のエサを主食にすることもできます。ただし鳥のエサだけでは、動物性のたんぱく質やビタミンなどが不足しますので、野菜やチーズ、クルミなど程よくビタミンや脂質分を与えてあげることが理想です。
ミニマルランド リス・ハムの主食ミックスフード 500g
ミニマルランド リス・ハムの主食ミックスフード は、 魚粉などでカルシウムを配合した各種ペレット・ひわまりの種・トウモロコシ・アーモンド・小麦・きび・エン麦・紅花・ぶどう・かぼちゃの種・にんじん・クルミ・その他の種・パパイヤ・ピーナッツ・バナナ・大豆発酵抽出物 など必要な要素を凝縮してありますので、これ一つで必要な栄養バランスを満たすことができます。
ミニマルランド リス・ハムの主食 500g
トウモロコシ・小麦粉・脱脂大豆粕・アルファルファミール・ふすま・チキンミール・魚粉・大豆発酵抽出物など基本的な成分が配合されています。ただしペレットの形状であるため、一度口に入れると水分を含んでしまいます。また、また、トウモロコシや麦のように殻を剥くことがないため、歯を使ってかじることが減ります。他の天然物の穀物と組み合わせて、栄養価のベースをあげてあげる役割として与えてあげるとよいでしょう。
アイリスオーヤマ ハムスター・リスのためのミックスフード ベジタブルプラス 500g
乾燥野菜(キャベツ・にんじん)をプラスしたハムスターとリスのためのフードです。健康と栄養バランスに配慮した小動物用フードとなっていて。ひまわりの種、とうもろこし、大麦など9種の材料をバランス良く配合されています。値段も300円ほどで低価格なのですが、潰されたコーンなどが多く、穀物外皮の小動物が食べない部分も多く含まれています。シマリスもすべて食べることはできないようです。ここに他のエサをブレンドするのであれば、ベースエサとなるかと思いますが、結局他のエサを与えるのであれば、鳩のエサに野菜や果物、ナッツ類などをプラスしてあげたほうが良いかもしれません。
野菜
人参、ブロッコリー、小松菜、さつまいも、キャベツ、レタス、チンゲン菜、など を少量与えます。野菜は水分量が多いため、巣に持ち帰ると腐ってしまい他のエサにもカビが生えてしまう可能性がありますので、一度で食べきれるだけの少量を与えましょう。冷凍のミックスベジタブルを湯煎して冷ましてから与えることもできます。乾燥した野菜であれば、巣に持ち帰って食べることもでき、食物繊維もとれてよいでしょう。ただし、砂糖などが添加されているものもありますので、成分内容をよく確認してください。
果物やナッツ
果物やナッツ類は、糖分や脂質分が多く含まれているため、ときどきあげるためのおやつとしてください。毎日あげる必要はありません。さらに詳しくはメニューから、シマリスのおすすめおやつをご参照ください。
一日に与える量は?どのぐらい?
一日のエサの量は、個体差はありますが、おおよそ一日に主食を25~30gです。
加えて、野菜などの副食を5gほど与えてあげると良いでしょう。
朝晩に計量スプーン15ccで各1杯分ぐらい与えて、様子を見ます。すぐに無くなるようであれば、もう少し多くしても問題ありません。少し多めに与えても巣に持ち帰り貯蓄することがほとんどなので、生もの以外であれば、食べきれないぐらいに与えても問題はありません。ただし、そのうちに好き嫌いがでてくるため、自分の好きなものしか食べなくなります。こうなってくると栄養バランスも崩れてしまうため、エサ皿にエサが余るようになったら調整してください。
私はこの珪藻土の計量スプーンを使っています。
シマリスのエサには与えてはいけないものも多くあります。
よく確認した上でエサをあげましょう。
その他 エサに関しての記事はこちら
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