料理によく使われる野菜に、キャベツがあります。
キャベツはシマリスに与えてもいいのでしょうか?見ていきましょう。
キャベツについて
キャベツはブロッコリーやカリフラワーなどと同じアブラナ科アブラナ属の多年草になります。
手ごろな価格でスーパーなどで買うことができ、一年中手に入るので大変助かる野菜の一つです。
ウサギを飼育していたころ、ウサギがキャベツをボリボリ食べる姿を見ていたのでシマリスも好んで食べてくれるのではないかと思い与えてみます。
シマリスにキャベツを与える
シマリスのケージにキャベツをぶら下げていましたが、最初は匂いをかいですぐに他のエサを食べ始めてしまいました。
うちのシマリスは、エサを豊富にため込んでいることもあってか、見慣れないエサはすぐに口にしないようです。
シマリスをお散歩させてから、再度キャベツを与えてあげるといつも食べているエサと同じようにムシャムシャと食べてくれました。
両手でしっかり持っている姿がシマリスらしくてとてもかわいいですね。
とても気に入ってくれたみたいです。
シマリスによっては、キャベツを好まない個体もいるそうですが、たいていの場合は食べてくれるようです。
うちのシマリスはキャベツも外側の葉の部分よりも、芯に近いところの柔らかい芽の部分が好きなようです。
与えすぎに注意
キャベツはかなり水分の多い野菜です。
100gのキャベツのうち水分は90g以上と、約90%が水分でできています。
そのため与えすぎるとお腹をくだしてしまう可能性がありますので、少量ずつ様子をみて与えるようにしましょう。
また、キャベツを貯食として巣に持ち帰ってしまう可能性もあります。
水分の多い野菜類は、カビが生えやすく他の貯食していた食べ物も腐らせてしまう可能性もありますので十分に注意してください。
美味しいキャベツの選び方
せっかくシマリスにキャベツを与えるのであれば美味しいキャベツを与えてあげたいものです。
そこで美味しいキャベツの選び方をまとめました。
美味しいキャベツのポイント
・しっかりとした重量のあるキャベツ
キャベツを持った際に、どっしりと中身の詰まっているような重みのあるキャベツは水分量が多く新鮮であることがうかがえます。複数のキャベツを比較して重たいキャベツを選びましょう。
・外葉がしっかりとしているキャベツ
外葉がしっかりとしているキャベツは新鮮なものが多いです。通常スーパーなどでは、外葉が付いた状態でキャベツは入荷してきます。外葉がしおれたり、傷ついたものは外葉だけをはがして綺麗なキャベツにして陳列します。見た目が綺麗なキャベツだからと言って新しいキャベツであるかというとそうではありませんので、外葉のしっかりとしたみずみずしいキャベツを選ぶとよいでしょう。
・芯が細くみずみずしいもの
キャベツの芯は切り落とされてからはそこから水分が失われていくため、鮮度をみる基準になります。まだ水分が残っているものが新しいキャベツであるといえます。また、芯があまりにも太いものは中の葉の量が少なく芯ばかりのキャベツである可能性もあります。キャベツの芯が細く水分量の多いものを選ぶと良いでしょう。
キャベツを長持ちさせる保存方法
せっかく新鮮なキャベツを買ったならば、その鮮度をできるだけ長く維持したいものです。
そこでキャベツの保存方法についてご紹介しましょう。
買ってきたキャベツは、芯の部分から水分が失われていきます。
水分が失われることで、葉の部分がしおれてしまいます。
そこで先にキャベツの芯をくりぬいてそこに水で湿らせたキッチンペーパーを詰めておきます。
こうすることで、キャベツの鮮度を長く保つことができます。
あとは、ビニール袋にいれて軽く閉じ、冷蔵庫の野菜室で保存します。
保存状態が良ければ1か月ほど持ちますのでお試しください。
まとめ
キャベツにはビタミンCやビタミンU ビタミンKなどの豊富なビタミンに加えてカルシウムや鉄分、そして食物繊維など生命維持に欠かせない大切な栄養素が含まれています。
安価で手に入り動物にとっても栄養となる野菜のひとつですので、シマリスにキャベツを与えてみてはいかがでしょうか。
くれぐれも与えすぎには注意してください。
水分量が気になる方は乾燥キャベツもありますので、こういったものを与えてあげるのもよいでしょう。