シマリスに枝豆をあげてもいいのか不安になる方もいらっしゃるかと思います。
結論から申し上げますと、生でなければシマリスに枝豆をあげても大丈夫です。
枝豆はシマリスにとっても好きな食べ物です。
枝豆はシマリスが好きな食べ物
我が家のシマリスは茹でた枝豆が大好きです。
もうすぐ10歳になる高齢のシマリスを飼育していますが、昔から枝豆はよく食べており、果物やナッツに並ぶ好きな食べ物のひとつです。
あーうまいと言わんばかりに必死に頬張る姿は見ていて癒されます。
一粒を半分に割ってから与えるようにしています。
枝豆の薄皮は嫌いなようで、ペロッと剥がしては床に捨てるので先に薄皮は剥がしておいたほうがよいでしょう。
また、かつて数粒まとめてあげたことがありましたが、食べきれない分は頬に入れて巣に持ち帰っていました。
一度茹でた枝豆のため、巣に持ち帰ると水分でカビが発生する可能性があります。
枝豆をあげる際には、頬に入れないようにその場で食べきれる量をあげることをおすすめします。
また他のご飯を食べた後にあげるとお腹いっぱいなので、デザートに取っておくことがあります。
その日のうちに食べきってくれればいいのですが、他の乾物食材と一緒にされると水分が移行してしまうので、主食の前にあげるか、食事から時間のたったおやつとしてあげるのがいいでしょう。
生の枝豆は毒になる
枝豆はそのものが毒であるというわけではありません。
問題は生であるということです。
枝豆が生の状態ではトリプシン・インヒビターという毒素が含まれ、赤血球凝集素になったり、タンパク質分解酵素を阻害したり、ビタミンの機能を阻害したりします。
加熱することでこれら毒素はなくなり、栄養価に優れた食べ物に変ります。
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加熱すれば、枝豆は優れた栄養素になります。
畑の肉と言われるほど、タンパク質やビタミン、食物繊維、ミネラルが含まれ申し分ない食べ物です。
シマリスを飼育されている方は、茹でた枝豆を与えてみてはいかがでしょうか?
茹でる際には塩は入れないようにしてください。
面倒かもしれませんが、人間用の枝豆とは分けて茹でるようにしましょう。
茹でた枝豆は、冷まして常温に戻してからシマリスに与えます。
シマリスは枝豆をきっと喜んでくれることでしょう。
まとめ
シマリスに枝豆を与えることについて不安に思う方もいるかもしれませんが、生でなければ安心して与えることができます。
枝豆はシマリスが好きな食べ物であり、適切に調理すれば優れた栄養源となります。茹でた枝豆はシマリスにとって美味しく、栄養価も高いため、飼い主にとっても嬉しいおやつです。
枝豆を与える際には、シマリスがその場で食べきれる量を与えることが重要です。
頬に入れて巣に持ち帰るとカビが発生する可能性があるため、注意が必要です。また、枝豆の薄皮は嫌がることが多いので、先に剥がしておくと良いでしょう。生の枝豆はトリプシン・インヒビターという毒素を含んでいるため、必ず茹でてから与えてください。
シマリスにとって枝豆は、タンパク質やビタミン、食物繊維、ミネラルが豊富な優れた食材です。茹でる際には塩を入れず、人間用とは分けて調理することを心がけ、冷ましてから与えるようにしましょう。これにより、シマリスは健康で美味しいおやつを楽しむことができます。
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