かわいらしい姿と愛らしい仕草で人気のシマリス。ペットとしてシマリスの購入を考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、シマリスの購入には適切な時期や準備が必要です。私が購入した時もしっかりとした下準備をしていきました。
この記事では、シマリスを迎えるために知っておくべき全ての情報をご紹介します。初めての方でも安心して購入できるよう、詳しく解説していきましょう。
シマリスの 購入前の準備と注意点
シマリスを家族に迎える前に、適切な準備を整えることが非常に重要です。
シマリスは繊細な動物であり、快適な環境を用意することで、健康で幸せな生活を送ることができます。
まず、飼育環境の整備から始めましょう。シマリスには広いケージが必須です。自然に近い環境を再現するため、以下の要素を含むケージを準備します:
- 運動スペース:シマリスは活発な動物なので、十分な運動スペースが必要
- 巣箱:安全な休息場所として必須
- 遊び道具:木製の玩具やブランコなど
- 給水器と餌入れ:清潔で使いやすいものを選択
これらは絶対に必要です。うちには予備もおいています。
巣箱などは数か月で穴をあけられたりするので、その都度交換が必要です。
巣の中で下痢をしてしまったり、ゼリーなどの水分を貯蔵したりするとカビが生えて真っ黒になることもあります。
他にも温度管理も重要なポイントです。
シマリスは暑さ寒さに敏感なため、室温を20-25度程度に保つことが理想的です。
直射日光や冷暖房の風が直接当たらないよう、ケージの設置場所にも注意が必要です。
必要な用品リスト:
1. ケージ(十分な大きさのもの)
2. 巣箱(木製が望ましい)
3. 給水器(ボトルタイプ)
4. 餌入れ(食べやすい形状のもの)
5. 床材(安全な素材のもの)
6. 運動器具(ホイールなど)
7. おもちゃ(木製のものが安全)
長期的な飼育計画も重要です。
シマリスの寿命は6-10年と比較的長く、その間の継続的なケアが必要となります。以下の点を考慮しましょう:
- 定期的な獣医のチェック
- 餌代やケア用品の費用
- 留守時の世話の手配
- 生涯にわたるコミットメント
### シマリスの選び方
健康なシマリスを選ぶことは、幸せな飼育生活の第一歩です。購入時には以下のポイントをしっかりチェックしましょう。
健康状態のチェックポイント:
1. 毛並み:つやがあり、抜け毛が少ないこと
2. 目:清潔で活力があること
3. 肛門周り:汚れがないこと
4. 全体的な様子:活発で警戒心があること
シマリスの性格は個体によって異なります。
10年前にも他の個体を飼っていましたが、ペットショップでも売れ残っていた子でとてもビビりでした。
今、飼っている子はかなり活発で、人をみてもおびえるどころか遊び相手として寄ってきます。
以下の点を観察することで、自分に合った個体を選べます:
- 人への反応:過度に怯えていないか
- 活動性:適度に活発か
- 食欲:餌に興味を示すか
年齢による特徴の違いも考慮に入れましょう:
- 若い個体:活発だが、馴れるまで時間がかかる場合も
- 成熟した個体:性格が安定しているが、新しい環境に慣れるのに時間が必要
シマリスの飼育基礎知識
シマリスを健康に飼育するためには、適切な餌の選択と与え方が重要です。
主食と補助食:
1. 専用のペレット(主食として)
2. ひまわりの種(適量を補助食として)
3. 新鮮な野菜(少量を定期的に)
シマリスにキャベツを与える。好きなおやつと野菜は乾燥キャベツ?
1日の給餌量は体重の約10%を目安とし、朝晩の2回に分けて与えるのが理想的です。
温度管理と環境整備:
- 室温:20-25度を維持
- 湿度:40-60%が適切
- 換気:こまめに新鮮な空気を入れる
日々のケアとコミュニケーション:
1. 毎日の観察:様子や食欲の変化をチェック
2. ケージの清掃:週1-2回の定期清掃
3. 運動時間:安全な場所での運動を確保
よくある質問とトラブル対策
シマリスの飼育で遭遇しやすい問題とその対策をご紹介します。
健康管理と病気の予防:
1. 定期検診:半年に1回は獣医のチェックを
2. 予防措置:清潔な環境維持が重要
3. 早期発見:普段と様子が違う場合は要注意
獣医選びのポイント:
- エキゾチックペットの診療経験があること
- 緊急時の対応が可能なこと
- アクセスの良い場所にあること
一般的な問題行動への対処法:
1. 噛み癖:急な動きを避け、信頼関係を築く
2. 過度の警戒:徐々に慣れさせる
3. 食欲不振:環境ストレスがないか確認
これらの知識を身につけることで、シマリスとの楽しい生活を送ることができます。困ったことがあれば、専門家に相談することも大切です。