旅行や出張、帰省などで飼い主が家を留守にしてもシマリスは大丈夫なのでしょうか。
ペットとして飼育を考えている場合、自分自身でお世話ができない場合もあることも考えておかなければなりません。
シマリスだけでお留守番は可能?
結論から言うと、適切な温度管理ができていれば最悪は2~3日は大丈夫です。
シマリスの飼育で気を付けなければならないのが温度管理で、23度~25度の適温をエアコンなどを使い保つことができていれば問題ありません。
もともとシマリスは親元を離れからは、単独で生活する生き物ですので、飼い主がいないからと言ってさみしくて死んでしまうということはありません。
温度管理の次に気を付けたいのが水です。
人間同様に水がなければ生きていくことはできません。
家を長期間留守にする場合は、給水ボトルを2つ以上設置しておくとよいでしょう。
思わぬことで給水ボトルが壊れたりケージから落ちてしまったり、中の金属ボールが動かず、水が供給されなかったりする場合があります。
予備としてもうひとつ給水ボトルがあると、ひとつを洗浄して乾燥させている間もう一つのに綺麗になった給水ボトルを取り付けてあげることもできます。
ただし本当に温度が一定になっているか、餌は不足していないか、水の量は足りていて清潔か ということは十分に気を使うべきところです。
お皿で水を上げない
水を深皿に入れてあげることはやめておきましょう。糞尿が水の中に入ってしまったり、雑菌が繁殖しやすくなり、2日も放置しているとシマリスがお腹を壊す原因になってしまいます。
ケージの戸締りをしっかりとする
正規の金属ケージを使っていない場合、留守の間に脱走してしまうことがあります。
脱走すると家の中の電気コードをかじって感電したりして危険です。家を留守にする場合はきちんとケージがしまっているかを確認しておきましょう。
食べ物を選ぶ
家を留守にする前には水分を多く含む、野菜や果物を与えるのは控えておきましょう。
腐ってカビが生えてしまい貯食していた他の餌までカビてしまう可能性があります。
留守にする場合は、ペレットや乾物を多く与えておきましょう。ケージが網目の場合、お皿をひっくり返したりして網目の間に落としてしまう可能性もありますので、複数の場所に分けて置きましょう。
知人や親戚に世話を頼む
他の小動物を飼っていたり、信頼できる人に簡単なお世話を任せることもよいでしょう。トイレの掃除などケージ内に手を入れることは慣れていないと難しいため、ケージの外からお世話をお願いするのがいいかと思います。
ケージの外からピンセットを使って餌を与えたりして、シマリスという動物に身近に触れ合ってもらうこともいいかもしれません。
シマリスの可愛さに魅了されるのではないでしょうか。
動物病院やペットホテル
通常ペットホテルなどは犬や猫などを預かってくれるホテルなのですが、ウサギ専門のペットホテルなどもあり、小動物専門のペットホテルでは、シマリスを預かってくれるところもあります。
こうしたホテルで預かってもらうと安心です。
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