シマリスは、小型哺乳動物の中でも人気が高く、可愛らしい外見と活発な性格から、ペットとしても人気の動物です。
そのシマリスの歯は一生伸び続ける性質があり、歯が伸びすぎてしまうと歯の不正咬合が起こることがあります。
本記事は10歳を迎える我が家のシマリスの歯が伸びすぎてしまったことをきっかけに掲載しています。
シマリスの歯や不正咬合について見ていきましょう。
不正咬合とは何か？
不正咬合とは、歯の生え方や噛み合わせの異常を指します。
シマリスの場合、前歯が咬み合わせず、上下の歯がぶつかっていない状態を指します。
シマリスの不正咬合は、歯の成長や発育に問題がある場合に起こることが多いです。
画像のように、うちのシマリスも下の歯が外側に出るほどに伸びてしまったことがあります。
不正咬合が起こる原因
シマリスの不正咬合は、いくつかの原因が考えられます。
その中でも代表的な原因は、歯の成長不全です。
シマリスは、歯が伸び続ける動物であり、正しい噛み合わせを保つためには、歯が正常に成長することが必要です。
しかし、食事の栄養不良やストレス、環境の変化などが原因で、歯の成長に問題が生じることがあります。
我が家のシマリスのように加齢によりうまく噛めなくなってきたことで起こることもあります。
また、シマリスの歯は非常に硬く、強い力で咬み合わせ過ぎて磨り減ってしまうこともあります。
例えば、ケージの金属部分を日常的に噛んでいたりすると歯が削れてしまったりします。
不正咬合の症状
シマリスの不正咬合の症状は、歯が噛み合わせず、上下の歯がぶつかっていないことが主なものです。
また、歯が長くなりすぎている場合や、歯茎が腫れている場合もあります。
このような症状が見られた場合は、すぐに獣医師に相談するのがいいかと思います。
不正咬合の治療方法
シマリスの不正咬合の治療方法は、伸びすぎた歯を歯科用の器具でカットしたり削ったりして、適切な長さに調整する方法があります。
今回、顔の頬に当たるぐらい伸びていた歯は思っていたより長く、とても硬い歯でした。
ウサギなどの動物の場合やシマリスよりも大きな動物、暴れて危ない場合などは全身麻酔を使って行うこともあります。
シマリスの場合は麻酔をすることなく処置することが多いですが、場合によっては獣医師の判断によって必要になります。
不正咬合は一度治療しても、再発することがあります。
そのため、歯を整えた後は定期的に動物病院に通院してチェックしてもらい、必要に応じて削る処置を受けるなど、定期的なメンテナンスが必要になります。
歯の伸びすぎの対策
歯が伸びすぎた原因は10歳になり老化で咀嚼力が失われているからでした。
昔はガリガリといろんなものを噛んでいましたが、最近では主食の乾燥コーンも硬くて噛めないぐらいになっていましたので、歯が削れることなく伸びてしまったようです。
通常であれば、かじり棒をケージ内に設置してあげることでストレス解消も兼ねて、歯の長さを抑え不正咬合を防止できます。
少しでもかじってもらうために、おやつ代わりにミニコーンをあげるようにしています。
ウサギも飼っているのでウサギとシマリスで共通しておやつになるのでとてもよかったです。
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