ペットショップで見つけたシマリスのオスとメス。
どちらも元気に動き回っているため、微笑ましくありますが、これからペットとして迎えるのであれば、オスにするかメスにするかというのは、良く考えて選びたいところです。
まずはシマリスの性格から考えていきましょう。
シマリスの性格
人間にそれぞれ性格が違い個性があるように、シマリスも固体によっての性格はかなり違ってきます。
一度でどんな性格かを見分けるのは至難の業です。ペットとして迎える場合は、ブリーダーやペットショップの店員にそれぞれの特徴を教えてもらうと良いでしょう。
基本的にシマリスは臆病な性格です。野生のシマリスは捕食される側の動物であり、鳥や大型動物が天敵となります。
しかし、ペットショップで販売されているシマリスの性格は野生のシマリスと比べても、人馴れしており、人に対して臆することも少ないです。
販売されているときには複数飼いされていることも多いですが、自然界では単独で生活する動物ですので、仲間のリスがいないと寂しくなるといったこともありません。
実際に飼ってわかった性格の違い
現在飼育しているシマリスは2匹目となりますが、1匹目と比べると対照的な性格をしています。
どちらもメスなのですが、1匹目は、非常に臆病で、人の手から直接エサを食べてくれるまでに1年以上かかりました。
一方で、2匹目は飼い始め初日から、手からおやつを食べてくれたり、もっとちょうだいとおねだりもしてきました。
結局5年ほど経っても臆病な子は臆病なままで、好奇心旺盛な子はそのままです。
こういった個性があるからこそさらに可愛く感じます。
オスとメスの見分け方と注意点
シマリスのオスとメスの見分け方は、肛門と生殖器の距離を見ます。この間隔がどれだけ離れているかが見分けるポイントです。
一般にオスは肛門と生殖器の間隔が17mm~23mm離れています。おおよそ人差し指の幅ぐらいです。
一方でメスは、6,7mmと近い距離にあります。
シマリスの性別を見分けるために、生殖器と肛門を見なくてはならないために裏返さなくてはなりません。
しかし、シマリスはつかまれたり、裏返されたりすることを嫌います。素手だと噛まれて怪我をする恐れもあります。見分ける際は、慣れた店員にお願いするのがよいでしょう。
オスとメスの性格
人間や大型の動物であれば、オスとメスの性格の違いは明確に表れてくるかと思います。
しかし、シマリスの場合は、オス・メスの違いよりも固体差による性格の差の方が大きく性格を左右します。
これはベビーのときに育てられた環境やブリーダーによっても変わってきます。
一般に言われているのが、オスの方が穏やかな性格で、メスのほうが気性が荒いようです。
これは、メスのほうが活発に行動するようなところから言われているのかもしれません。身体能力的にもメスのほうが優れているように感じます。
しかし、オス・メスの違いよりも、育った環境が大きく影響してきます。ペットとして購入する前には、どのような環境で飼育されているかをよく観察してください。
私が新しくシマリスを迎えるとすれば、オス・メスよりも販売されている段階で懐きやすい固体、そして毛並みや爪が整っている固体を選ぶようにするかと思います。
まとめ
シマリスはオスとメスであまり大きな性格の差はありません。
性格は、それぞれの固体によって大きく違います。
ペットショップで選ぶ際は、よく観察し店員にも相談しましょう。
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