シマリスといえばナッツを頬ばっているイメージが多いかもしれません。
そんなシマリスですが、野菜も食べるのでしょうか?見ていきましょう。
シマリスは野菜を食べる?
シマリスは野菜もしっかり食べます。
もちろん個体差はあるので、まったく興味を示さないシマリスもいます。
しかし、雑食性であるため、野菜をかじって美味しいとわかると野菜も残さずに食べてくれます。
小松菜は食べるのか?
今回は無農薬の新鮮な小松菜が手に入りましたので与えてみました。
無農薬とは言え、野ざらしの野菜ですので、流水できちんと洗ってシマリスに与えます。
葉の大きい部分は少し硬そうだったので、新芽の葉の柔らかい部分を与えてみました。
はじめて見る葉っぱに興味深々です。
この時はすでにエサを多く与えた後だったので、すぐには反応しませんでした。
なんだこれ?と匂いを嗅いでは、こちらを見て、また、匂いを嗅いでいました。
しばらくしても、小松菜はそのままだったので、一度取り外し、シマリスがお腹が空いた時に再度与えてみました。
すると躊躇なく芯の部分をかじりモグモグと食べてくれました。
小松菜が気に入ってくれたらしく、残さず食べてくれました。
小松菜はエサとしてあり?
うちのシマリスが気に入ってくれた小松菜は動物にとって栄養素となるのかを見ていきます。
小松菜を食べる動物
シマリス以外にも小松菜を食べる動物は多くいます。
例えば、草食性のトカゲやリクガメなどです。
爬虫類専門店に行くと美味しそうにムシャムシャ食べているのが小松菜だったりします。
他にも、ハムスター、ウサギ、チンチラ、プレーリーなども小松菜を好んで食べるようです。
小松菜の旬はいつ?
小松菜の旬は冬場で12月から2月になります。ハウスでの栽培もされているため、年中スーパーなどで買うことができます。
小松菜の栄養素
小松菜の栄養素をご紹介します。
小松菜100gあたりには
カリウム 500㎎
カルシウム 170㎎
マグネシウム 12㎎
鉄 2.8㎎
銅 0.06㎎
ビタミンA(β-カロテン当量) 3100㎍
ビタミンE(α-トコフェロール) 0.9㎎
ビタミンB1 0.09㎎
葉酸 110㎍
ビタミンC 39㎎
食物繊維 1.9g
特に栄養素の中で注目したいのがカルシウムです。
カルシウムは骨や歯を形成するミネラルでシマリスや動物にとっても欠かせない栄養素の一つです。
小松菜のカルシウム100gあたりの含有量はホウレンソウの3倍ともいわれています。
シマリスにとって硬い木の実や木を噛むために必要な前歯の形成にも役立つミネラルですので、シマリスのエサとしてはとてもおすすめのエサになります。
ビタミンも豊富に含まれており、シマリスにとっては健康食ともいえるでしょう。
ただし、小松菜には水分が多く、与えすぎると下痢をしてしまう可能性もありますので、数回に分けて与えてあげるとよいでしょう。
美味しい小松菜の選び方
シマリスに小松菜を与えるのであれば美味しい小松菜を選びたいものです。
そこで美味しい小松菜の選び方をご紹介します。
ポイントは4つです。
①葉が内側に巻いている小松菜
葉が内側に巻いている小松菜は栄養が多く含まれていると言われています。
②葉が濃い緑色
葉が濃い緑色の方が小松菜らしい、味の強い美味しい小松菜になります。
③小松菜の形状が大きすぎない
茎と葉を含めて全体が20~30cmのものが食べごろです。
④茎がしっかりと付け根についている
古い小松菜は茎が付け根から落ちていくので、茎が付け根にしっかりと付いたものが良いです。
以上がおいしい小松菜の選び方になります。
ご家庭で料理に使用する際には、シマリスにも与えてみてはいかがでしょうか。
シマリスにキャベツを与える。好きなおやつと野菜は乾燥キャベツ?