シマリスを飼育するのに、特に気をつけたいのが温度管理とエサです。
いつまでも長生きしてもらうために健康に気をつけたエサを与えていきたいものです。
栄養バランスの整ったおすすめのシマリスのエサをご紹介します。
リス・ハムの主食ミックスフード
ミニマルランドのミックスフードでペレットやヒマワリ、とうもろこしやアーモンドなどたくさんの種類の種子がバランスよく配合されています。
個体差はあるかと思いますが、ペレットがウチのシマリスには不人気です。
自然界ではいつも同じものを食べることはないのでこういったミックフードはストレスの軽減にも繋がるかと思います。
ミックスフードの中のナッツは先に取り除いておき、おやつとして与えるとコミュニケーションをはかれます。
ハムスターを飼育している人も同様にこれがあれば、バランスの取れた主食を与えることができそうです。
ミニマルランド リス・ハムの主食
毎日の主食に最適な総合バランスフードです。
トウモロコシやアルファルファミールや、チキンミール、魚粉なども配合されたペレットです。
ペレットばかり与えているとシマリスも飽きてしまうため、これに穀物類や鳥のえさなどをミックスしてあげるとよいでしょう。
上にあげた、ミニマルランド リス・ハムの主食ミックスフードと混ぜ合わせてあげるとちょうどよい配合のエサができあがります。
木の実
なんといってもシマリスは木の実が大好きです。
どんぐりや胡桃などを与えてあげるとそれまで食べていた主食を無視して飛んできます。
しかし、木の実は脂質分が多いため、与えすぎには注意してください。
私のおすすめは、人間用の無添加のミックスナッツを与えることです。
人間にとっても1日25g程度のミックスナッツで、コレステロールが減少し、必須の栄養素を補給でき、食物繊維が豊富で中性脂肪まで減らしてくれるため、非常に健康によい食品です。
ミックスナッツを食べるようになってから、すこぶる体調が良いように思います。
リスになった感覚で一緒にミックスナッツを食べてみてはいかがでしょうか?
果物・野菜
シマリスは果物や野菜も好んで食べます。
特に甘い果物は好きなようで、りんごやバナナなど必死にむさぼっています。
水分の多い野菜や果物は下痢の原因になりますので、小さくカットしてあげて少量ずつ与えるようにしてください。
豆腐も好んで食べます。
大豆のたんぱく質がシマリスの筋力を形成しますので、時々与えてあげるとよいでしょう。
乳酸菌
乳酸菌というとヨーグルトなどの乳製品を思い浮かべる方も多いでしょう。
乳酸菌は糖類を食べて乳酸を出す細菌の総称です。
自然界には無数に存在し、動物の口の中や、腸何もすんでいます。
腸内細菌を整えて有害な細菌を抑える役割を果たしており、その数は数百種類に上ります。
ペレット食や生の食品以外のものは、防腐剤や殺菌剤が使われていたり、加熱による熱処理や殺菌処理がされいているものもあり、有害な菌を殺すと同時に有益な細菌まで殺してしまっています。
それゆえに腸内で有益な腸内細菌が、不足するという事態がおこりやすくなります。
乳酸菌が不足すると、雑菌や病原菌が増えて腐敗が起こり有害物質が作られます。
それらが体内に運ばれると、体の抵抗力が弱まり、いろいろな疾患の要因となります。
ペットの免疫力を高めて健康的な生活を応援するための生きた乳酸菌です。
気温変化の激しいときや冬眠前後の体力が低下しているときに1日 3粒から5粒ほど与えてあげましょう。
まとめ
シマリスは種子を食べているイメージですが、雑食性であるため、様々なものを食べます。
特に繁殖期や秋口の貯食活動が活発になる時期には動物性のたんぱく質であるチーズやミルワームなども好んで食べます。
季節の旬の食べ物を与えてあげて、シマリスがおいしそうにエサを食べている様子をみるのも楽しみとなるでしょう。
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