シマリスも飼ってみたいし、ウサギも飼ってみたいとう方もいらっしゃるかもしれません。
私は10年目になる高齢のシマリスと2歳になるウサギを飼育しています。
ウサギと一緒にシマリスが飼育できるのか参考にしていただければ幸いです。
シマリスとウサギは一緒に飼える?
種類の異なるシマリスとウサギですが、ケージを分ければ飼育は問題ありません。
一緒に飼える理由としては、食べているものが全く異なるからです。
シマリスは木の実や果物で、ウサギはペレットや牧草などが主食です。
そのため、食べ物を奪い合うことがなく、争いが起きるということがありません。
ただし、気を付けなければいけないこともあります。
それは縄張りです。
縄張りには気を付ける
シマリスにもウサギにも自分のテリトリー、縄張り意識があります。
そのため、お散歩させる時以外は別々にしっかりと分けて飼育する必要があります。
もしくは、別々に散歩させて遊ばせてあげるほうが、けんかする心配もありません。
シマリスとウサギは互いに興味がない
すべてのシマリスとウサギが同じかというとそうではないかと思います。
しかし、我が家のシマリスとウサギは、お互いにあまり興味を持っていません。
どちらかというとおやつ欲しさに飼い主に興味があることが多く、ひとたび美味しいおやつを手にすると夢中になって食べているので、他の動物が近くにいても興味を示さないようです。
これは今までの飼育環境や、個々の正確によるものが大きいかと思われます。
たまに近づいては、少しニオイをかいで、数秒もすれば遊びに行ってしまいます。
どちらかというとシマリスは全くウサギに興味がなく、巣材集めや餌を探すことに注力しており、ウサギはシマリスの食べ残したコーンや木の実などをつまみ食いするので、何か美味しそうなもの残っていないかなーと少し距離をおきながらシマリスの後をついていくような仕草がみられます。
おやつは共有できる
おやつのリンゴピューレや乾燥フルーツなどシマリスもウサギも食べることができるものは、個別に買うことなく同じものを与えることができるので、おやつの選定は楽になります。
もちろん、それぞれに特化したおやつも必要ですので、それぞれに準備をしてあげることをおすすめします。
シマリスのおすすめのエサ紹介。おやつとご飯の選び方を解説。好みの餌は何?
タイガー化には要注意
シマリスは秋口になるとタイガー化と言われるように狂暴になります。
タイガー化しているときは人間ですら噛みつかれる可能性があります。
タイガーになっているときには散歩は中止で、もちろんウサギとの接触も禁止しています。
シマリスの様子を日々観察してご機嫌な時のみ交流させることができると思っておくほうがいいでしょう。
基本的には異なる動物で、シマリスにとってウサギは草食とは言え自分の何倍もの大きさの動物のため、恐怖を覚えてもおかしくはありません。
うちのシマリスのように幼少期から人間に対しても恐怖心なく遊んでくれる個体であればいいかもしれませんが、ウサギがどのような行動をするかも考えておく必要があります。
まとめ
シマリスとウサギはケージを分ければ問題なく飼育でき、個体によっては一緒の空間にいても問題ありません。
シマリスを飼育する上で日々の観察は非常に大切です。
無理のない範囲で様々なことを経験させてあげたり、遊ばせてあげるようにしてみてはいかがでしょうか。
おすすめの記事
シマリスがなつく方法と接し方。コミュニケーションで慣れるのか?
シマリスの飼育に最適な湿度と対策。梅雨時期の健康管理は要注意
シマリスの散歩と新しい遊び場。ストレスのない飼育場所の作り方